「Prof.サカキ式投資法」とは、2005年4月に「株式投資 必勝ゼミ」の第1作目を上梓して以来、多くの個人投資家の皆様にご支持をいただいている投資手法です。同書を上梓して以来、Prof.サカキ式投資法は年々進化し続けています。

 この投資法は、財務会計情報と株価推移から、客観的かつ科学的に優良銘柄を選別し、合理的な買い値と売り値を見いだす方式です。年に1度か2度程度、株の売買をおこない、長期的な視野で資産形成をしていこうという株式投資プランです。
(Prof.は、「Professor:教授」の略語です。)

 以下では、最新版の「Prof.サカキ式投資法」の内容を簡潔にご説明します。


 1. 基本的な考え方

 「Prof.サカキ式投資法」は、
[1] 国際優良企業
[2] 財務優良企業
[3] 安定配当企業
の3つの領域からなります。
 いずれも、投資対象を非常に安全性の高い企業だけに絞り、それらの企業の株価が割安になったところを狙って買い、中・長期で保有して、目標株価になったら売るというものです。


 2. Prof.サカキ式投資法の3つの領域

[1] 国際優良企業

(1) 銘柄選別の基準
 選別の第一段階は、「国際度」と「知名度」と「財務安全度」で足切りしながら、国際優良銘柄を選別します。

1.国際度
 「海外売上高比率が30%以上」
2.知名度(注目度)
 「1日平均の売買代金が30億円以上」
3.財務安全度
 「自己資本比率が20%以上」かつ、「流動比率が100%以上」

(2) 売買の基準
1.いくらで買うかの基準
 次の@とAのうちのいずれか1つを満たしたら買い。
@ 過去5年来の最高値からの下落率が85%以上
A 過去5年来の最高益で算出したPERが4倍以下

2.買い増しの基準
 最初の買い値から40%下落したら、最初買った時の倍の株数で買い増しする。

3.売りの基準
@ 買い増しの株価まで下がらなかった場合
 最初の買い値の1.4倍になったら、保有株の半分を売る。そして、最初の買い値の2倍になったら、保有株の残りを全部売る。

A 買い増しの株価まで下がった場合
 最初の買い値の1.4倍になったら、保有株を全部売り切る。

(3) 売買の株価の水準訂正
 この新しい基準は、2008年10月末のリーマンショック後に日経平均株価が7,000円になった時(2008年10月末と2009年3月中旬)の安値データを基にしています。そこで、この基準の今後の適用にあたっては、日経平均株価が7,000円になった場合を想定した原則的な買いの目標株価を「今後の日経平均株価の安値予想値」で修正する必要があります。
 そのための算式は、次のとおりです。

 原則的な買いの目標株価 × 日経平均株価の安値予想値 ÷ 7,000円


[2] 財務優良企業

(1) 銘柄選別の基準
1.東証1部上場企業であること
2.1株純資産(BPS)が1,250円以上であること
3.自己資本比率が60%以上であること

(2) 売買の基準
1.いくらで買うかの基準
 次の@とAのうちのいずれか1つを満たしたら買い。
@ 過去5年来の最高値からの下落率が85%以上
A 過去5年来の最高益で算出したPERが4倍以下

2.買い増しの基準
 最初の買い値から40%下落したら、最初買った時の倍の株数で買い増しする。

3.売りの基準
@ 買い増しの株価まで下がらなかった場合
 最初の買い値の1.4倍になったら、保有株の半分を売る。そして、最初の買い値の2倍になったら、保有株の残りを全部売る。

A 買い増しの株価まで下がった場合
 最初の買い値の1.4倍になったら、保有株を全部売り切る。

(3) 売買の株価の水準訂正
 この新しい基準も、2008年10月末のリーマンショック後の安値データを基にしていますので、次の算式によって、原則的な買いの目標株価を「今後の日経平均株価の安値予想値」で修正する必要があります。

 <算式>

 原則的な買いの目標株価 × 日経平均株価の安値予想値 ÷ 7,000円

 なお、従来のProf. サカキ式投資法については、こちらをクリックしてご参照下さい。


[3] 安定配当企業

 安定配当企業とは、ズバリ、電力株です。電力会社というのは、Prof.サカキ式投資法が投資対象とする「安全・堅実で、絶対につぶれない会社」なのです。電力会社は私企業ですが、国営企業のようなものです。

(1) 銘柄選別の基本的な条件
条件1.「PBRの値」が高い銘柄は対象外とする。
条件2.「赤字(EPSの値がマイナス)」の銘柄は対象外とする。
条件3.「配当利回りの値」が低いものは対象外とする。

(2) 売買の基準
1.買いの基準
@ 市場平均や業界平均を参考にして目標利回り(配当利回り)のメドを定める。
A 目標利回りのメドを決めたら、それを基に、買い値の目標値を算出して、過去にそのくらいの安値があったかどうかを調べる。
B 過去において、買い値の目標値くらいの安値がある場合、その株価になるまで気長に待つ。
C 過去において、買い値の目標値くらいの安値がない場合、ステップ2.で採択した目標利回りの数値を多少調節しながら、買い値の目標値を算出し、その株価になるまで気長に待つ。

2.売りの基準
 目標利回りの10年分の値上がりを達成したら、それがいつであれ売る。

(3) 売買の株価の水準訂正
 目標利回りを基準に売買するため、水準訂正は不要。ただし、長期的には、目標利回りの水準を訂正する必要がある。



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