兜町大学教授の教え 無料メルマガ No.249 (2023年8月14日)


「当面は下値模索の展開」


 いつものように、市況を展望しますが、
その前に「9月に行う2つの勉強会」に
ついて告知をさせて下さい。


[0−1] 「早稲田大学での勉強会」

 9月9日(土)に、早稲田大学の高田馬場
キャンパスの「早稲田大学エクステンション
センター」において、2コマ(休憩25分を
挟んで3時間)の勉強会に登壇します。

 先日、定員71名の教室が満員になりまして、
「キャンセル待ち」になっていましたが、
先週、定員78名の教室に変更されました。
 増員数は7名だけですので、残数が数名様
であろうと思います。
 お早めにお申し込み下さい。

 開始時刻は13時10分からで、終了予定
時刻は16時35分です。

 内容の詳細とお申し込みは、コチラ↓を
ご覧下さい。

https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/60228/

 参加費は「ビジター価格が6,831円」で、
「会員価格が5,940円」です。2コマ
(休憩25分を挟んで3時間)の受講料と
しましては、かなりお手頃な価格です。
 早稲田大学という教育機関だからこそ
実現できる良心的な価格だと思います。

 内容は、

1.9月9日(土)における市況展望
2.60歳までに「お金の自由」を
  手に入れるための考え方について
3.安定高配当企業への投資の手法を
  基礎から具体的に学ぶ
4.時間があれば、質疑応答

といったものを予定しています。

 極めて勝率が高いProf.サカキ式投資法を
基礎から修得していただく好機をお見逃しなく!

 皆様のお申し込みをお待ちしております!


[0−2] 「講演会」の告知です

 また、9月30日(土)には、
「早稲田大学補講」
と題しまして、Prof. SAKAKI塾主宰の
講演会を開催いたします。

 9月9日(土)の「早稲田大学での勉強会」
では、基礎的なことからお話しします。そして、
この「早稲田大学補講」では、9月9日(土)
の2コマだけではお話しきれなかった話題や、
やや応用的な内容、そして、「株式投資で
負けないための秘訣」や「今、注目の個別
銘柄」の検討など、盛りだくさんの内容を
予定しています。

 詳細は、当サイトの「講習会受付」のページ

http://www.prof-sakaki.com/zemi/lecture/lecture_230930.html

をご参照下さい。

 このメールでも、場所と日程と料金等の
要点部分をお知らせいたします。


<以下は、開催告知の要点です>

場所:東京・渋谷
   TKPガーデンシティ渋谷 1階の「ホールB」

日程:9月30日(土)13時20分〜16時40分
    (途中に20分の休憩あり。)

料金:
基本料金 ----- 20,000円
準塾生割引 --- 15,000円
本塾生割引 --- 10,000円
VIP塾生割引 --- 5,000円

予定内容:
1.市況展望
2.21世紀の新たなロールモデルである
  「FIRA 60」の考え方と達成の仕方・
  達成後の生き方について
3.「パッシブ投資」の最新データについて
4.今、狙える個別銘柄の検討
5.サカキ式デイトレの手法と要点
6.質疑応答(時間があれば。)

<開催告知の要点は以上です。>


 60名様程度の人数限定で、先着順です。
このメルマガの読者様には、先行予約枠を
設けます。
 1ヵ月半も先のことですが、先着順です
ので、お早めにお申し込み下さい。

 お申し込みは、メールにて!

 メールのタイトルを「9月30日 受講希望」
としていただいて、

・お名前(ふりがなも付記して下さい)
・ご年齢
・ご住所
・Prof. SAKAKI塾の塾生様か否か

を明記の上、sakaki@prof-sakaki.comまで
どうぞご一報下さい。折り返し、受付確認
のメールを差し上げます。

 この件につきましては、9月15日に配信
予定のメルマガでも再度、リマインダー
としてご案内をさせていただく予定です。


[1]  市況展望 (執筆日時:8月14日 19時)

(1) 過去1ヵ月間の日経平均株価の推移

 まず、7月15日以降の1ヵ月間の日経平均
株価の推移を辿ってみます。

 6月15日に岸田総理が衆議院解散を見送り
ました。それを契機に、日経平均株価は調整
局面入りしました。
 6月19日に「33,772円」の最高値を付けて
以降は、7月12日に付いた「31,791円」が
直近の安値となって、7月15日以降は、8月
1日に「33,488円」を付けたのが高値となり、
8月7日に付いた「31,830円」が安値となって
現在に至っています。

 日経平均株価の日足チャートを見てみます。
 6月19日・7月1日・8月1日に高値が
付いており、いわゆる「三尊」を形成して
います。
 また、6月19日以降、下値を「31,800円」
とする三角保ち合いになっており、この三角
保ち合いの形状は、「近々、下に放れる」
可能性が高いものであることが気になります。

 一方で、RSIの値は「29.36」ですので、
だいぶ低いですし、ストキャスティクスの
値は「56.61」ですので中途半端ですが、
上昇トレンドにあります。
 今のところは、下がっても「31,800円前後」
で踏みとどまっています。

 次に、週足チャートを見てみます。
 やはり6月19日以降は調整局面入りして
いることが週足チャートでも、はっきりと
見てとれますが、週足チャートでは「三尊」
は、あまり鮮明には浮き出ていません。
 週足チャートで特徴的なのは、RSIの
値(29.10)とストキャスティクスの値(24.64)
が低いということです。RSIの値とスト
キャスティクスの値がこの水準になるのは、
昨年末から今年の年初にかけての調整局面
以来およそ8ヶ月ぶりです。

 上に述べた、日足チャートにおける「三尊」
と「三角保ち合いの下放れ」が気になるところ
ではありますが、週足チャートを見る限りでは、
「調整はかなりの程度まで進んだ」ということ
が言えそうですので、今週のお盆が明ける来週
からは、反騰局面入りする可能性もあります。

 ただ、当面の政治・経済の日程には
株価上昇要因になるものは特になく、
「資産インフレ」以外には、株価が大きく
上がる理由もありません。
 第1四半期決算もほぼ出揃いましたが、
日経平均のEPSの値は8月14日の時点で
「2,136円」であり、高水準は維持している
ものの、第1四半期決算シーズン前よりは
1%程度の減益となっています。企業業績
がどんどん伸びているというわけでもない
ということがわかります。

 以上を総合的に勘案しますと、当面は

「調整ムードが持続して、下値模索の展開
になるのではないか」

と考えられます。
 下値は「30,000円前後」ではないかと
予想しています。日経平均のPERの値を
「14.0倍」とすると、

 2,136円 × 14.0 = 29,904円

となるからです。

 一方で、過去2ヵ月間の日経平均株価が
「31,800円前後」で踏みとどまっている
ことや、資産インフレの下支えを考慮に
入れますと、「三角保ち合いの下放れ」さえ
なければ、「31,800円前後」が下値になる
ということも考えられます。
 そして、お盆明け以降は、緩やかに上昇
局面入りすることも考えられますので、
過度な悲観は禁物です。


<市況展望は以上です。>


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