兜町大学教授の教え 無料メルマガ No.241 (2023年1月16日)



「市況展望の前に、最新刊の出版と講演会の開催の
 再告知をさせて下さい」


 いつものように市況を展望しますが、今回も
最新刊の発売と講演会の開催について、再告知を
させて下さい。


1.新刊の告知 〜目次とアマゾンのリンク〜

 1月14日に最新刊が上梓されました。今回の
メルマガでも、その「目次」と「アマゾンの
リンク」をお知らせしたいと思います。
 この最新刊は、前作の「60歳までに『お金の
自由』を手に入れる!」(PHP研究所)の続編
という位置づけの内容です。

 前作よりも、より刺激的な内容を盛り込んだ
意欲作に仕上げました。

 私自身が「FIRA 60」(60歳前後での早期退職)
を実現してから、はや1年9ヶ月が経ちました。
 「FIRA 60」と、その後の楽隠居生活を通して、
「本当に幸せな人生の生き方」や「21世紀の日本
を華麗に生き抜くロールモデル」について考え
抜きました。それをご披露するのが最新作の目的
であり、主な内容です。

 タイトルは、

「60代を自由に生きるための
 誰も教えてくれなかった『お金と仕事』の話」

です。

 ここでは、目次(確定分)を掲載することで、
最新作の概要をお伝えしたいと思います。


[1] 目次

「60代を自由に生きるための
 誰も教えてくれなかった『お金と仕事』の話」


はじめに 豊かで快適な60代を迎えるための「3本の矢」

第1章 60代こそ浅春時代!
1−1節 60代になったからこそ見えてきた
    「自由な人生」を手に入れる方法

第2章 誰もが抱える「老後の不安」への賢い対処法
2−1節 今、迫りつつある不安
     〜インフレと財産税の課税〜
2−2節 「財産税課税」にどう対処するか?
2−3節 このままでは「ハイパーインフレ」は不可避
2−4節 ハイパーインフレを乗り切る方法
2−5節 「理想の老後」の詳細なプランニング
2−6節 「年金」に頼ると、バカを見る
2−7節 「運用能力」で、お金の不安は完全解消!

第3章 60代を青春時代にするための「3本の矢」
3−1節 一の矢「イヤじゃない仕事」
      ―― 一生楽しく働くために
3−2節 イヤじゃない仕事の見つけ方
3−3節 定年前に誰もが直面する大問題
3−4節 二の矢「副業で種銭を」
      ―― 誰もが本業以外を持つ時代
3−5節 三の矢「運用」
      ―― 21世紀の必須アイテム

第4章 「株式投資」の具体策
     ―― 「お金の安心」はこうして手に入れる
4−1節 どの株を買えばいいのか
     ―― 投資対象の絞り込み
4−2節 目標株価の決定
     ―― いくらで買えばいいのか
4−3節 売り値の決定 
     ―― いくらで売ればいいのか
4−4節 「退職後のデイトレ」のススメ

第5章 「理想の60代」の過ごし方
     ―― お金と仕事の安心を手に入れる

おわりに 〜60代を「青春時代」にする考え方〜


[2] アマゾンのリンク

☆ 最新刊のアマゾンのリンクは次のとおりです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4569853862/

 上掲の目次をご覧になって、ご興味をお持ち
いただけましたら、さっそくアマゾンにてご購入
いただければ幸いです。


2.講演会の告知

 この最新刊の出版を記念しまして、2023年
2月11日に講演会を開催いたします。
 オンラインではなく、リアルの講演会です。

 詳細は、当サイトの「講習会受付」のページ
(http://www.prof-sakaki.com/zemi/lecture/lecture_230211.html)
をご参照下さい。
 ここでは場所と日程と料金等の要点部分を
お知らせいたします。


<以下は、開催告知の要点です>

場所:東京・渋谷
   TKPガーデンシティ渋谷 1階の「ホールB」

日程:2月11日(土・祝)13時30分〜16時45分
    (途中に15分の休憩あり。)

料金:
基本料金 ----- 20,000円
準塾生割引 --- 15,000円
本塾生割引 --- 10,000円
VIP塾生割引 --- 5,000円

予定内容:
1.市況展望
2.人生の新たなロールモデルである「FIRA 60」
  の考え方と達成の仕方・達成後の生き方について
3.「パッシブ投資」の最新データについて
4.今、狙える個別銘柄の検討
5.Prof.サカキ式デイトレの解説
6.質疑応答(時間があれば。)

<告知、以上です>


 55名様以内の人数限定で、先着順です。
 先着順ですので、お早めにお申し込み下さい。

 お申し込みは、メールにて!

 メールのタイトルを「2月11日 受講希望」
としていただいて、

・お名前(ふりがなも付記して下さい)
・ご年齢
・ご住所
・Prof. SAKAKI塾の塾生様か否か

を明記の上、sakaki@prof-sakaki.comまで
どうぞご一報下さい。折り返し、受付確認
のメールを差し上げます。

 なお、この講演会に先立ちまして、1月28日に
早稲田大学の高田馬場キャンパスで、2コマの
講義に登壇します。

 ↓早稲田大学の講義のお申し込みは、コチラ。

https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/57718/

 この講義は、社会人向けの勉強会で、どなた
でもご参加いただけます。

 そして、この早稲田大学での講義は、2月11日
の講演会に先立つ基礎編という位置づけです。
ですから、2月11日の講演会と併せて、早稲田
大学の講義もご受講いただければ、安全・安心
の株式投資の手法と老後対策について、理解が
より深まるものと考えております。

 私も今月28日は、(一日 警察署長」ならぬ、)
「一日 早稲田大学教授」になりますので、皆様も
「一日 早稲田大学生」になっていただくと、
楽しいかもしれません!(笑)


3.市況展望 (執筆日時:1月15日 16時)

 それでは、いつものように市況を展望します。


[1] 過去1ヵ月の日経平均株価を振り返ります

 日経平均株価は1ヵ月前の12月15日の終値は
「28,051円」でしたが、そこからは下落基調と
なっており、年末の日経平均株価は「26,094円」
でした。
 2022年の年初の日経平均株価は「29,098円」
でしたから、1年間でおよそ「3,000円」、率に
して、およそ「10%」の下落という1年でした。

 2022年1年間でおよそ「10%」日経平均株価
が下落した中で、Prof. SAKAKI塾では逆に、
およそ「10%」の利回りを達成できましたので、
差引で、およそ「20%」も日経平均株価に
アウトパフォームできた1年でした。

 2023年の年初は、「25,834円」で始まり、
その日のうちに「25,661円」まで下がりました
が、それが最安値となり、そこからは戻り相場
の様相を呈し始めています。

 日経平均株価は2022年において、最安値を
「24,681円 (3月)」、最高値を「29,222円
(8月)」としながら、「25,600円〜28,400円」
のボックス圏で推移してきました。その見方
からすれば、2023年の年初に付けた「25,661円」
は底値であると考えられますが、今年は4月
8日に日銀総裁の任期が終了しますので、
その前後に、「金融政策の引き締め懸念」が
発生して、いわゆる「二番底」を付ける
(すなわち、再び「25,661円」前後まで下がる)
可能性もありそうです。

 また、1月13日のシカゴ市場で「25,670円」
を付けましたので、今月中にも「二番底」を
付ける可能性も出てきました。
 現在は、急速に進行する円高を嫌気している
かんじになっており、円高による企業業績の
悪化が懸念材料となってるようです。

 2022年の10月に円安が進行した際にも、円安
が懸念材料になりましたが、現在は円高を懸念
しています。
「円安がダメ!?、それとも円高がダメ!?
どっちなの!?」
という節操のない状況になっていますが、要は
株式市場は「急激な変化を嫌気する」という
ことのようです。

 株式市場における「節操のない上下動」には
振り回されることなく、腰を落ち着けた投資
スタンスを堅持していきたいところです。


[2] 向こう1ヵ月の日経平均株価の動向を
  予想します

 上述のように、今年は4月8日前後に、
「金融政策の引き締め懸念」による下落が
発生するかもしれませんが、それより前の
向こう1ヵ月の間は、為替市場に振り回され
ながらも、趨勢としては「戻り高値」を
付けにいくのではないかと考えています。

 また、1月の下旬から2月の中旬にかけて、
第3四半期決算発表がありますので、その
内容の良否によって日経平均株価の水準は
影響を受けることになるでしょう。

 テクニカルの面(=株価チャートの面)
からは、昨年8月17日の高値(29,222円)から
の「右肩下がりの上値抵抗線」が意識される
ところですので、このまま順調に戻り高値を
付けにいったとしましても、「27,700円前後」
の水準を上に抜けるのは、やや難しいかも
しれません。
 その「27,700円前後」の水準を抜けるか
どうかは、第3四半期決算発表の内容次第
といったところでしょう。

 ただし、上の[1]の後段でも述べたように、
4月には日銀総裁の交代人事がありますので、
一定の戻り高値を付けた後の3月には、再び
下落基調になることも考えられます。
 為替市場の動向も、攪乱要因として作用
しそうです。


[3] 現時点における各種の指標を確認します

 1月13日の終値における各種の指標を見て
おきましょう。

日経平均株価の終値−− 26,119円
日経平均のEPSの値−−   2,137円
日経平均のPERの値−−   12.22倍
日経平均のBPSの値−−  23,745円
日経平均のPBRの値−−    1.10倍
週足のRSIの値−−−−   40.12↓
週足のストキャの値−−   12.07↑
日足のRSIの値−−−−    44.41↓
日足のストキャの値−−   77.37↓

 これらの指標を簡潔に吟味していきます。

 PERの値は、かなり低いです。12.0倍を
割ってはいませんので、陰の極というほど
ではありませんが、PERの値の面からは、
下値は限定的です。

 RSIとストキャスティックスといった
テクニカル指標(オシレータ)は、日足の
ストキャの値を除いて、比較的低い水準
になっています。
 特に、週足のストキャの値(12.07)が
かなり低いので、近日中の安値が底値に
なる可能性があります。

 以上のことを総合すると、当面のところ
は、下値模索の展開になりそうですが、
「底打ち反転を待つ」といった状況である
といえそうです。


<市況展望は以上です。>


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